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ふるさと玉川「民具を照らす会」
活動によせて
会長のことば
ふるさと玉川「民具を照らす会」発足について
民具は、先人たちが積み重ねた歴史の中で生活の必要性から製作し、使用してきた伝統的な器具・造形物であり文化的遺産でもあります。その貴重な財産が時の経過と共に価値が薄れて使い方もわからず、収納する場所もないことから処分されようとしている現実は大変憂うべきことだと思います。
私たちは、玉川小学校の資料室に活用されずに眠っている民具や地域の古民家の倉庫や屋敷の建て替えにより廃棄されようとする民具があることを知りました。これら民具は先人の「生きる知恵」の結晶であり、長い年月をかけて伝承されてきたものです。
そこでその民具の整理・収集・データベース化を行い、次世代への継承や回想法を用いた高齢者への支援を行うと共に、子ども達に民具の機能や使い方を知ってもらい環境・歴史学の一助になればとこの会を立ち上げました。まさに「温故知新」の取り組みだと自負しています。
現在9名の会員で月2回桜ヶ丘自治会館で活動しています。興味をお持ちの方はぜひ参加していただきたいと思います。
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